「7月28日」WikiBit速報まとめ

　　①バイナンスがドイツでの暗号資産ライセンス申請を取り下げ

　　大手暗号通貨取引所バイナンス（Binance）はドイツでの暗号通貨ライセンスの申請を取り下げた。

　　

　　この動きはバイナンスが、世界的に暗号通貨業界に対する規制が厳しくなっている状況下で拡大計画を再考していることを示唆している。

　　

　　また、ロイターは先月、ドイツの金融規制当局であるドイツ連邦金融監督庁（BaFin）がバイナンスに対し、暗号資産カストディライセンスを付与しないと報じていた。

　　

　　②米SECのゲンスラー委員長がビットコイン現物ETFに関する質問に回答

　　米証券取引委員会（SEC）のゲイリー・ゲンスラー委員長は7月27日のブルームバーグのインタビューで、暗号通貨ビットコイン現物ETFに関する質問に回答した。

　　

　　ゲンスラー氏は、ETFの申請は最終的に同氏を含めたメンバー5名に回付されてくるものであり事前に判定できないと前置きした上で、暗号通貨分野はコンプライアンスが非常に不足していると指摘した。

　　

　　また、暗号通貨取引所は詐欺や操作に対応するために長年遵守されたきた証券法に従っていないと主張した。なお、今回の回答については「現物ETFの承認にはまだハードルが残っている可能性がある」との見方が上がっている。

　　

　　③アマゾンウェブサービスが新たなブロックチェーンサービスを提供

　　IT大手アマゾンのクラウドサービス部門「AWS（アマゾンウェブサービス）」は7月27日、ブロックチェーン関連の新たなサービスの一般提供を開始したことを発表した。

　　

　　今回の新サービスによって、開発者はシームレスにパブリックブロックチェーンと通信できるようになり、拡張性の高いアプリを速くかつ安全に構築できるようになると説明している。

　　

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