INX、ボイジャー・デジタル資産に入札

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　　仮想通貨とセキュリティトークン取引プラットフォームのINXリミテッドは、仮想通貨融資会社ボイジャー・デジタルの資産を購入するために、非公開の金額で入札を提出した。

　　11月30日の発表でINXは、7月にボイジャー・デジタルが破産申請した後、資産に対して拘束力のない趣意書を送ったと述べた。INXのCEOであるシャイ・ダティカ氏によると、この入札は、不安定な市場で安定を求めるボイジャー・デジタルのユーザーに「信頼性、技術、独自の規制上の位置づけ」を提供することを目的としている。

　　ボイジャー・デジタルがニューヨーク南部地区裁判所に提出した破産申請書では、弱気市場の中、10万人以上の債権者に対して10億ドルから100億ドルの負債を抱え、スリー・アローズ・キャピタルとのエクスポージャーの可能性が示唆されている。9月にFTX USがボイジャーの資産を14億ドルで買い取ったが、11月にFTXグループ自身が破産を申請したため、資金は再び手に入ることになった。

　　バイナンスはボイジャー・デジタルの資産に対する入札を検討していると伝えられており、仮想通貨取引所クロスタワーはFTXの破綻前にオファーを出した企業の1つだった。コインテレグラフは11月13日、FTXグループの破産申請を受けて、クロスタワーが入札の修正に取り組んでいたと報じた。INXは9月の入札プロセスには参加していない。