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頻発するハッキング被害 イーサリアム(ETH)はどうなるか【仮想通貨相場】

 頻発するハッキング被害 イーサリアム(ETH)はどうなるか【仮想通貨相場】 WikiBit 2022-10-20 05:21

2022年10月は、まだ下旬に差し掛かった段階であるにも関わらず、暗号資産関連のハッキング被害総額は7億1800万ドル(約1054億円)と、過去最悪となっている状況だ。

Cointelegraph Japan  2022年10月20日 14:21  頻発するハッキング被害 イーサリアム(ETH)はどうなるか

マーケット

  著者 DMM Bitcoin マーケットレポート

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・当社取扱い22銘柄の騰落率

騰落率ランキング(期間2022/10/9 – 2022/10/18)

  上図は、2022/10/9~10/18における当社取扱い銘柄の騰落率のランキングである。

  22銘柄中17銘柄が下落しており、下位5銘柄に至っては10%を超える下落となった。

  そんな軟調な相場の中で、暗号資産時価総額ランキング2位(※)のETH(イーサリアム)は何とか持ち堪え、プラス域でその日を終えた。n※2022年10月現在

  今月はBSC(バイナンススマートチェーン)やソラナ基盤のDeFiであるMango Marketsへの攻撃など、ハッキング被害が目立った月でもあり市場は軟調な相場を抜け出せずにいる。

  本レポートでは、ETHのチャートを用い、暗号資産関連のニュースを振り返る。

・ETHのチャートで見る10月9日からのニュース

ETH/JPY 日足 Bidチャート(当社取引ツールより作成)

  上図は、2022/10/9~10/18のETH/JPY日足Bidチャートにニュースを記載したものである。

  2022年10月は、まだ下旬に差し掛かった段階であるにも関わらず、暗号資産関連のハッキング被害総額は7億1800万ドル(約1054億円)と、過去最悪となっている状況だ。

  (1)中でも大規模なハッキング被害として、10/12にソラナ基盤のDeFiで170億円相当の被害が発生している。

  当該DeFiのコミュニティは約100億円を返還する代わりに、脆弱性指摘への報奨金としてハッカーの手元に残りの約70億円を残すことを投票で承認した。

  (2)10/13には長い下ヒゲがついている。

  これは、米CPI(消費者物価指数)の発表を受けて金融引き締めの長期化懸念が広がり、一時的に売りが強まったことが要因と考えられる。

  売り一巡後は米株の上昇などを背景に買戻しの動きが強まり、ETHは187,900円でクローズした。

  (3)10/17の上昇は、米小売売上高が好転し輸入物価指数が低下、それを株式市場が好感したことが要因であろう。

  米株に連れられる形でETHも上昇。前日比3.6%上昇の195,400円を付けた。

  19万円という心理的節目を越えたが、今後はどのような展開になるのか。

  今後発表される経済指標や、暗号資産市場に影響しそうなイベントをもとに考察する。

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