米ペンシルベニア大学ウォートン校がメタバースビジネスに関するオンラインコース開講

　　Derek Andersen 2022年07月27日 08:27 米ペンシルベニア大学ウォートン校がメタバースビジネスに関するオンラインコース開講

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　　ペンシルバニア大学ウォートン校は26日、同校のAresty Institute of Executive Educationが「メタバース経済でのビジネス（Business in the Metaverse Economy）」と題した授業を開始し、修了証書を発行することを発表した。この6週間のコースは、オンラインで行われ、集中的に学ぶ授業だ。

　　世界有数のビジネススクールであるウォートン校は、コンサルティング会社のPrysm Groupと協力してコースを設計。教授陣や業界関係者による50以上の講義と6つのケーススタディが含まれる予定だ。Adobe、アニモカブランズ、R/GA、RLYネットワーク、セカンドライフ、ニューヨークタイムズ、ウォール・ストリートジャーナルなどの企業がゲストスピーカーとして参加する予定です。

　　同プログラムのアカデミックディレクターであるケビン・ワーバック教授は、声明で次のように述べた。

　　「メタバースは重要かつ広範な現象でありながら、まだ十分に理解されていない。私たちは、ビジネスリーダー、コンサルタント、起業家に、メタバースがもたらす差し迫った機会について理解してもらうことを期待している。」

　　授業は、9月12日に始まり、週に8〜10時間を勉強に費やすことが期待され、費用は4,500ドル。同校は、昨年のオンラインコース「ブロックチェーンとデジタル資産の経済学」（6週間、3,800ドル）と同様に、仮想通貨での支払いを受け付ける。ウォートンはまた、スティーブンス・センター・ブロックチェーン・ラボラトリーを運営し、Courseraで仮想通貨とブロックチェーンに関する無料の入門コースを提供している。

　　ペンシルバニア大学も仮想通貨での寄付を受け付けており、最低1万ドルから。ウォートン校は2021年に500万ドルの寄付を仮想通貨で受け付け、すぐに法定通貨に変換した。ビットコイン（BTC）の寄付は、現在では250万ドル弱に達している。

　　ウォートン校によると、メタバースは2030年までに50億人のユーザーを抱える13兆ドル規模の市場になるという。ウォートン校は、メタバースに関するコースを提供する最初のアイビーリーグ校であると主張している。