ビットコインは再び17,622ドルの安値を試す展開となるか?
Rakesh Upadhyay 2022年07月02日 10:00 下落トレンド再開か? 仮想通貨チャート分析:ビットコイン・イーサ・XRP(リップル) 158 閲覧数 3 シェア数
ビットコイン(BTC)は6月30日に19,637ドルでサポートを下回ったが、ローソク足の長いヒゲは安値での強い買いを示している。強気派は7月1日に勢いを増し、22,000ドルの直上のレジスタンスに向けて価格を押し上げようとしたが、ローソク足の長いヒゲは、弱気派がより高値では活発に売りを行っていることを示している。
BTC/USDT日足チャート。出典:TradingView
BTC価格が19,637ドルを下回った場合、17,622ドルの重要なサポートを再び試す可能性が高くなるだろう。下降している移動平均線と売られ過ぎゾーンの相対力指数(RSI)は、弱気派が主導権を握っていることを示唆している。
17,622ドルを下回って終値を付けることになれば、下落トレンドの再開を示すことになるだろう。そうなった場合、次のサポートは15,000ドルだ。
BTC価格が20日間指数平滑移動平均線(21,907ドル)を上回った場合、このネガティブな見方は短期的に無効になる可能性がある。そうなれば、50日間単純移動平均線(26,361ドル)への回復への道を切り開くことになるだろう。
ETH USDT
イーサリアム(ETH)は6月30日に1,050ドルのサポートを下回ったが、強気派は下落で買いを入れた。強気派は7月1日に回復を継続しようとしたが、ローソク足の長いヒゲは、弱気派がマイナーラリーで売っていることを示している。
ETH/USDT日足チャート。出典:TradingView
弱気派はETH価格を心理的なレベルである1,000ドル以下に引き下げようとするだろう。これが成功した場合、売りは勢いを増し、ETHは重要なサポートである881ドルにまで下落する恐れがある。このレベルが下抜けてしまえば、ETHは下落トレンドを再開してしまうだろう。次のサポートは681ドルになる。
逆に、ETH価格が現在のレベルもしくは1,000ドルから反発した場合、強気派はETHを20日間EMAより上に押し上げようとするだろう。それが成功すれば、弱気派が主導権を失っていることを示唆するものになるだろう。1,280ドルを超えて終値を付けることができれば、強気の勢いを取り戻すきっかけになるだろう。
XRP USDT
リップル(XRP)は6月30日に回復を試みましたが、強気派は0.35ドルの直上のレジスタンスを超えて価格を押し上げることができなかった。これは、弱気派がいまだ諦めていないことを示唆するものだ。
XRP/USDT日足チャート。出典:TradingView
XRPは、強気派が強固に防衛する可能性が高い0.28ドルのサポートにまで落ちる恐れがある。XRP価格が0.28ドルから反発した場合、それは強気派がより安値で買い続けているることを示すものだ。その後、強気派は価格を50日間SMA(0.37ドル)より上に押し上げようと再び試みるだろう。
逆に、弱気派が0.28ドル以下に引き下げた場合、下降トレンドの次のフェーズが始まる可能性がある。その後、XRPは0.23ドルまで下落する恐れがある。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン
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