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重くのしかかったFOMC議事要旨 ムード好転のチャンスあるか?【仮想通貨相場】

 重くのしかかったFOMC議事要旨 ムード好転のチャンスあるか?【仮想通貨相場】 WikiBit 2022-04-08 08:15

昨日のbitcoin 2022では、ホンジュラスなどの一部の国がビットコインの通貨認定を発表したが、相場はタカ派に傾斜したFRBメンバーとFOMC議事要旨を消化した格好か。

  Cointelegraph Japan 2022年04月08日 17:15 重くのしかかったFOMC議事要旨 ムード好転のチャンスあるか?【仮想通貨相場】

  マーケット

  著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト

  英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。

  7日のビットコイン(BTC)対円相場は47,761円(0.89%)高の5,395,916円と反発。前日は290,111円(5.15%)と大幅に押したが、この日は43,000ドル水準となる530万円周辺で下げ渋った。

  米連邦準備制度理事会(FRB)のブレイナード理事による強いタカ派発言を受け、5日から6日に掛けて下値を模索したBTCは、7日未明に公開された米連邦公開市場委員会(FOMC)3月会合の議事要旨で、量的引き締め(QT)が急速なペースで行われることが概ね合意されていたことがわかり、さらに一段と水準を下げ、8日東京時間の序盤におよそ2週間ぶりに530万円を割り込んだ。

  しかし、相場が43,000ドルを割り込むと安値拾いの買いが入り、対円では530万円台後半を回復、残りの東京時間は小幅往来となった。

  海外時間に入ると、相場は一時上値を試すも、ロシアに対する追加制裁が打ち出され、国連人権理事会からの追放を決める投票が迫る中、上値は限定的だった。また、2日目を迎えたbitcoin 2022では、strike CEOのジャック・モーラーズ氏から、strikeのShopify、BlackHawk、NCRとの提携が発表され、好材料が相場の下値を支えたが、上値を伸ばすことはできず、540万円を挟み込み揉み合いに終始した。

  第1図:BTC対円チャート 1分足 出所:bitbank.ccより作成続きはこちら本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。

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