ウクライナのデジタル変革省は、ロシア軍がウクライナに侵攻した時から始まる主要なイベントのタイムラインを維持するためのオンラインの非代替性トークン(NFT)ミュージアムを開始した。
Turner Wright 2022年03月26日 10:49 ウクライナ政府、「戦争の記憶を残すため」NFTアートによるミュージアム開設 31 閲覧数 13 シェア数
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ウクライナのデジタル変革省は、ロシア軍がウクライナに侵攻した時から始まる主要なイベントのタイムラインを維持するためのオンラインの非代替性トークン(NFT)ミュージアムを開始した。
25日のツイートで、ウクライナのデジタル変革大臣であるミハイロ・フェドロフ氏は、2月24日以降の戦争のタイムラインを描いたNFTアートによるイニシアチブを開始したと述べた。NFTアートは、ロシアによる「特別軍事作戦」が始まった現地時間午前5時45分からの一連のイベントを記録している。
NFTミュージアムのウェブサイトによれば、ここで表示されている54のNFTアートは3月30日から販売されることになる。これらのイーサリアムの売上高は「ウクライナ軍や民間人へのサポートに使用される」という。これらのアートワークは2月24日から2月26日までの戦争における重要な瞬間をテーマに描かれているものだ。
「ロシアはウクライナを破壊するために戦車を使っているが、私たちは革命的なブロックチェーン技術に依存している」と、フェドロフ氏は書いている。「(NFTミュージアムは)戦争の記録を保つための場所だ。そしてウクライナのアイデンティティと自由を記念する場所だ」。
NFTミュージアムのサイトは「この期間のどの1日も、世界史の台帳から消えることはない」と書いている。
Source: Meta History Museum of War
ウクライナ政府は、戦争が始まって以来、仮想通貨やブロックチェーン技術を積極的に活用している。2月26日以降、デジタル変革省はビットコインなど複数の種類の仮想通貨を使った寄付を受け入れている。
ウクライナ政府は3月3日にはトークンのエアドロップ計画をキャンセルしていたが、その時にNFT販売を通じた新たな資金調達を計画していると説明していた。今回のNFTミュージアムの取り組みがこの資金調達計画にあたるもののようだ。
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