NFT市場の人気は衰えず、OpenSea1日の取引高が2.43億ドルを突破

　　OpenSea市場のイーサリアムNFT取引高は、2022年の年初に急増している。

　　Dune Analyticsのデータによると、2022年1月2日に、OpenSeaは2.43億ドルを超えるイーサリアムをベースしたNFTの取引高を記録した。これはOpenSeaの3番目に大きい日間取引高である。2021年8月29日の3.23億ドルと8月30日の2.67億ドルの次であり、四か月以来最高の取引高となっている。

　　低い手数料と、取引の速度などの要因に受けて、OpenSeaのPolygonをベースとしたNFT取引高も増加している。2021年12月の取引高は過去最高の7,610万ドルに達し、3か月連続で上昇した。

　　1confirmationのデータによると、イーサリアムは依然としてNFTの主要なテクニカルベースであり、市場シェアの９０％を占有している。

　　昨年4月に発売されたボアード・エイプ・ヨット・クラブ（Bored Ape Yacht Club：BAYC）は、現在最も価値のあるNFTシリーズの1つであり、NFTマーケットでの最低価格は73.5 ETH（約27.6万ドル）である。これは、CryptoPunksプロジェクトを上回る価格である。現在CryptoPunksの最低販売価格は67.7ETH（約25.5万ドル）となっている。

　　またNFTの人気が上昇していることから、様々な業界の有名人も参入を発表し、独自のNFTシリーズを発行している。去年11月、韓国の人気K-POPアーティスト、BTS（防弾少年団）も、NFT事業への参入を発表した。これらの有名人の参入はNFTにより多くのトラフィックと資金をもたらす結果となり、NFT業界の成長に貢献している。

　　この勢いで、2022年、NFTはさらに成長し、日間取引高と単価の新記録を達成するだろうか？

　　

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